傷跡の治療に使われる機器の種類

優秀なクリニックを選んで、気になる悩みを一掃しましょう

私は「炭酸レーザー」といわれる機器で施術を行いました。私の腕の痕には、このレーザーが適しているからだろう、という医師の判断でした。

現在、日本に普及しているレーザーをいくつか紹介します。

美容の現場で使われているレーザーの種類

  • 炭酸ガスレーザー…赤外線レーザーの1種。波長は10.6マイクロメートルと可視光線よりも長く、水分に反応して熱エネルギーに変換されます。
    レーザーメスとして使われることも。ガイド光として、He-Neガスレーザーが一緒に内蔵されていることが多いです。
  • フラクセル2…極小のレーザー光線を一定の間隔で照射します。そのため、肌の構造を壊さずに治療ができます。痛みも最小限に抑えられた最新の機種です。
  • ルビーレーザー…宝石のルビーを用いていることから、この名前がつきました。
    可視光線の一部である694nm(ナノメーター)という波長を有し、メラニン色素に反応します。シミやアザを治療するレーザーとして、炭酸ガスレーザーと共に日本で広く普及されているレーザーです。
  • Nd-YAGレーザー…ネオジウム・ヤグを用いています。これはイットリウム、アルミニウム、ガーネットという3種類から成る「結晶YAG」にネオジウムNdを混ぜあわせたものです。
    1064nmの波長を出しますが、半分の波長に変換できるKTP結晶を組み込む機器が主流です。メラニン色素に反応し、ヘモグロビンの赤い色素にも働きかけるので、シミやソバカス、赤アザの治療に使われます。
  • Er-YAGレーザー…上記のYAGにエルビウムErを混ぜたもので、2936nmという波長を有します。
    これは炭酸ガスレーザーと同様に水分に反応し、顔面の凸凹やしわに働きかけます。

近年はレーザーを照射する時間や面積を調節して、副作用を軽減させる技術革新が進んでいるそうです。

肌の若返りも期待できる

これは私が受診したクリニックでうかがった話です。

かねてより、美容皮膚科でレーザーを用いる医師の間では、光の照射が皮膚の若返りにつながることは知られていました。また、レーザーの作用で皮膚のコラーゲンが増えることがわかり、これを若返りに応用する取り組みが始まっているようです。

たとえば、アメリカのリライアント社が開発したフラクショナル技術は、従来数ミリから8ミリという大きさだったレーザーの直径を100ミクロンにまで小さくして、その分レーザーの本数を多く照射できます。

それまでのレーザーを使った治療だと、1週間ぐらい肌の表面が赤くなったりかさぶたができたりしていましたが、この技術を用いることで、表皮を傷つけることなく、皮膚組織を再生させ、コラーゲンの生成を促すことが可能になったのだそうです。

この話を60代の母に話したら、自分のシミとしわをとるために受診しようかしら、なんて真剣に悩んでいましたよ。

傷跡治療ができるレーザークリニック比較

気になる傷跡をレーザー治療で治すには